【DTMの始め方⑥】スピーカーの選び方とおすすめモデル

DTMの始め方

DTMでの音楽制作では、正確な音を聞き取るためにはDTM用のスピーカーが重要です。
しかし、市販のスピーカーと何が違うのか、どれを選べばよいのか迷うことも多いですよね。

そこで、この記事では「DTM用スピーカーの選び方」をわかりやすく解説します!

DTM用スピーカーとは?

DTMで使用するスピーカーは、モニタースピーカーと呼ばれます。通常のスピーカーと違い、音の加工や補正が少なく、原音に忠実な音を再生するのが特徴です。

音楽制作では「本当に鳴っている音」を正確に聞くことが重要なので、DTMにはモニタースピーカーを使いましょう。

スピーカー選びのポイント

DTM用スピーカーを選ぶ際に重要なポイントを解説します。

スピーカーのサイズ(ウーファーの大きさ)

モニタースピーカーは、ウーファー(低音を担当するスピーカー)の大きさが異なります。

サイズ特徴こんな人におすすめ
5インチ以下小型で設置しやすいが、低音はやや弱い自宅でDTMをする人、小さな部屋向け
6〜8インチ低音がしっかり出るが、大きめ広めの部屋で制作する人、本格的に音を作りたい人
8インチ以上迫力ある音、低音がしっかり出るプロ仕様、大音量で制作する人

狭い部屋で大きなスピーカーを使うと低音が強くなりすぎてバランスが崩れることがあるため、部屋の広さに合ったサイズを選びましょう。

アンプ内蔵(アクティブ)か、アンプ別(パッシブ)か

  • アクティブスピーカー(アンプ内蔵)
    → これ1台で使える!DTM用スピーカーのほとんどがこれ。
  • パッシブスピーカー(アンプが必要)
    → 別途パワーアンプが必要。音質を細かくこだわる人向け。

基本的にはアクティブスピーカーがおすすめです!

周波数特性(フラットな音か)

モニタースピーカーの最大の特徴は、音のバランスがフラットであること。

一部のスピーカーは低音や高音を強調しているものがありますが、DTMでは原音に忠実なスピーカーを選ぶことが重要です。

カタログや公式サイトで「周波数特性」を確認し、できるだけフラットなものを選びましょう。

入力端子の種類(オーディオインターフェイスとの接続)

DTMでは、スピーカーをオーディオインターフェイスに接続するのが一般的です。

そのため、スピーカーの入力端子とオーディオインターフェイスの出力端子を確認し、適切なケーブルで接続できるかチェックしましょう。

端子の種類特徴
XLR(キャノン)ノイズに強く、安定した音質
TRS(バランスフォン)ノイズに強い、プロ向け
RCA(ピン端子)家庭用オーディオ向け、ノイズに弱い

基本的には、XLRやTRSに対応しているスピーカーを選ぶのがおすすめです!

おすすめのDTM用スピーカー2選

ここまでのポイントを踏まえて、初心者おすすめの定番モニタースピーカーを2つ紹介します!

YAMAHA ( ヤマハ ) / HS5 定番スタジオモニター

  • 特徴
    ・フラットな音質で、初心者からプロまで愛用者が多い
    ・5インチウーファーで、小さい部屋でも使いやすい
  • こんな人におすすめ
    ✅ 初めてモニタースピーカーを買う人
    ✅ フラットな音でミックスを練習したい人

YAMAHA HS5

IK MULTIMEDIA ( アイケーマルチメディア ) / iLoud Micro Monitor

IK MULTIMEDIA ( アイケーマルチメディア ) / iLoud Micro Monitor コンパクト・リファレンス・モニター
  • 特徴
    ・極めてコンパクト
    ・自由度の高い設置と接続が可能
  • こんな人におすすめ
    ✅ 設置スペースが限られている人
    ✅ 高音がクリアなスピーカーが欲しい人

IK MULTIMEDIA ( アイケーマルチメディア ) / iLoud Micro Monitor コンパクト・リファレンス・モニター

まとめ

DTM用スピーカーを選ぶ際は、以下のポイントをチェックしましょう!

サイズ(ウーファーの大きさ) → 部屋に合ったサイズを選ぶ
アンプの種類 → 基本はアクティブスピーカーが便利
音のフラットさ → 正確な音を確認するために重要
入力端子 → オーディオインターフェイスと接続可能か確認

DTMのスピーカー選びで迷ったら、今回紹介したモデルを参考にしてみてください!

タイトルとURLをコピーしました