DTM(デスクトップミュージック)を始める上で、オーディオインターフェイスはとても重要な機材です。パソコンと楽器やマイクをつなぎ、音質を向上させる役割を持っています。
しかし、「どれを選べばいいの?」「初心者におすすめの機種は?」と迷ってしまう人も多いでしょう。この記事では、オーディオインターフェイスの選び方と、おすすめモデルを詳しく解説します。
オーディオインターフェイスとは?

オーディオインターフェイスは、パソコンとマイク・楽器を接続するための機器です。一般的なPCの内蔵サウンドカードよりも高音質で録音・再生が可能になります。
主な役割
- 音の入出力を高品質化(クリアな録音・再生)
- レイテンシー(遅延)の軽減(リアルタイムでの演奏・録音がスムーズ)
- 外部機器との接続(マイク、ギター、シンセなどを接続)
DTMを本格的に楽しむなら、オーディオインターフェイスは必須のアイテムです。
オーディオインターフェイスの選び方
接続方式をチェック(USB / Thunderbolt)
オーディオインターフェイスの接続方式は大きく分けて以下の2種類。
- USB接続(初心者向け)
- 安価で種類が豊富
- Windows / Mac どちらでも使える
- 遅延は少し大きいが、一般的なDTMには十分
- Thunderbolt接続(プロ向け)
- 超低遅延・高音質
- Macとの相性が良い
- 価格が高め
初心者はUSB接続のモデルを選べばOKです。
入力端子(マイク / 楽器)を確認する
用途に応じて必要な端子数が変わります。
- 1〜2入力 → ボーカルやギター弾き語り向け
- 4入力以上 → バンド録音や複数マイクの収録向け
宅録なら最初は 2in / 2out のモデルで充分だと思います。
音質を左右するスペック(ビット深度 / サンプリングレート)
- ビット深度(bit) → 24bit 以上推奨(CD音質は16bit)
- サンプリングレート(Hz) → 44.1kHz / 48kHz で十分(ハイレゾなら96kHz以上)
ファンタム電源の有無(コンデンサーマイク使用時)
コンデンサーマイクを使う場合、+48Vのファンタム電源が必要。
初心者におすすめのオーディオインターフェイス
1. Focusrite Scarlett 2i2(第4世代)

✅ 特徴
- 世界的ベストセラーのオーディオインターフェイス
- 2イン / 2アウトで宅録に最適
- 高品質なマイクプリアンプ搭載
- USB-C接続で使いやすい
2. Steinberg UR22C

✅ 特徴
- Cubaseとの相性抜群
- ループバック機能搭載(配信にも最適)
- USB 3.0で高速転送
3. Universal Audio Volt 2

✅ 特徴
- UADの名門Universal Audioのエントリーモデル
- アナログ風の温かみのあるサウンド
- 高級プリアンプ搭載
まとめ
オーディオインターフェイスはDTMにおいて重要な機材の一つ。選ぶ際は以下のポイントを押さえましょう。
✅ 初心者はUSB接続のモデルを選ぶ
✅ マイクや楽器の入力数を確認する
✅ ビット深度・サンプリングレートは24bit / 48kHz以上推奨
✅ コンデンサーマイクを使うならファンタム電源搭載モデルを選ぶ
SOUNDORAおすすめモデルは以下の3つ!
- 🎤 Focusrite Scarlett 2i2(コスパ最強)
- 🎸 Steinberg UR22C(Cubaseユーザー向け)
- 🎧 Universal Audio Volt 2(音質重視)
まずは自分に合ったオーディオインターフェイスを選んで、快適なDTMライフを始めましょう!